王者の風格

富貴草、富貴花、百花王、花王、花神、天香図色、名取草
深見草、廿日草、忘れ草、鎧草、ぼうたん、ぼうたん草等々
これほどの異名を持つ花を見たことが無い。
それほど人々を魅了する牡丹の花。お客様の家で今盛りです。
今咲くのは一般的な春牡丹だとか。
春牡丹に手間隙かけて１～２月頃に咲かせるのが冬牡丹だとか。
でも放置すればすぐにもとの春牡丹に戻るとか。
花言葉は王者の風格。気品と威厳を感じます。
個人的には蕾のほうが好きだけどね。

　察しておくれよ　花ならつぼみ　
　　　咲かぬところに　味がある

桜の効用

月日は百代の過客にして・・・とはよく言ったもので
今か今かと待ちわびてた桜も一瞬のうちに消え去り
その葉のみを残すだけになってしまいました。
でも桜は塩漬けにして残ります。
桜餅や桜茶として。
桜の葉や蕾を塩漬けにするとクマモンならぬクマリン
という成分が生成されあの独特な甘い香りを漂わせて
くれるというもの。そのうえ抗菌作用、二日予防作用
リラックス効果なども期待できるというからありがたい。
江戸時代の川柳に
　明日来たら　ぶてと桜の　皮をなめ
(今日来た魚屋で買った魚が腐っていたらしく食べたら
腹痛を起こしたから明日又来たらたたいてやる。）
とあるから皮は腹痛にも効くようです。
咲いて人々に感動を与え散っても葉桜と賞賛され
なおその木までもが人に喜ばれるとは・・・
天は二物も三物も与えてしまっている。

みんなちがって・・・

登校児童を見送っていていつも思うことがある。
楽しみの一つでもあるんだけれど。
○○君はおとなしいけど勇気があるんだな❢
○○ちゃんはいつもうつむいているけど優しい子だな❢
うるさい元気のいい○○君は弟思いの優しい子だな❢
はにかみやの○まるさんは花がとてもすきなんだな❢
２１名の児童をこうして毎日見ていると時間は
アッ❢というまに過ぎてしまう。
子供達の新しい発見には喜びと感動がある。
今ではすっかりその虜になってしまっている。
　姿より　香で咲かせる　花もある
つまりがみんなちがって　みんないい
ってことです。

何事も経験

初体験でした。選挙立会人という仕事?
投票所ってのは入るなり複数の冷たい((?_?))視線を
感じいやなムードでしか記憶にありませんでした。
昨日は逆の立場でしたのでそれを払拭する為に
出来るだけ多くの人に出来るだけ明るい声で
挨拶をすることにしてみました。
結果はどうか分かりませんが多少なりとも
硬さがとれ笑顔が見られたような気がしました。
午前七時前より午後七時までパイプ椅子に
座りっぱなし。
適当な疲労感とわずかばかりの達成感を
味わうことができました。これも経験です。
経験の場を与えてくださった人に
感謝です。ありがとうございました。

やまぶき

バラ科
花の色が蕗に似て金色で美しい。
風にしなやかな枝が揺れることから
（山振）となり変化して山吹に　又
春になると山々が黄色の花で埋め尽くされる
ことから(山春黄)が変化したものが
名前の由来と聞く。
いずれにしても綺麗です。
事務所裏のヤマブキも今真っ盛りです。
でも八重である為実はなりません。
花言葉は谷底に落とした金貨が山吹色の
花に変わったというたとえから『金運』

　ほろほろと　やまぶき散るか　雨の音
　　　　　　　　(芭蕉句のパロディ)