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さて、限られた予算内で、補強と補修と、リフォームとを、
何処へお願いするかである。
絵画クラブの定例日。
夫は、お仲間のTさんに、
「ちょっと、雨戸を直したいんだけど、たしか、
お宅工務店でしたよね。」と、声を掛けた。
「ええ、やりますよ。」
それから、何日かして、電話がはいり、ご主人、
つまり社長さんと一緒に下見にみえた。
「雨戸をサッシにするんですよね。」
そこで夫、
「それと、こちらの母屋を見てもらえますか。
座敷のほうは、私達が生きている間どうにかもちそうですが、
こちらの水回りの、使わなくなった風呂と、壊れた竈、
広い土間と、祖父母が使っていた傾いだ小部屋、
七十年の煤に覆われた高い天井に、にょっきり突き出た
煙突二本。
出来れば、大変なことになる前に、補強と、補修と簡単な
リフォームをお願いしたいのですが、なんとかなりますかね。」
と、云いながらも、私は、嫁いできた時、薪に燻られ、
なかなか火がつかず、悪戦苦闘した五右衛門風呂を壊すことを、
また、夫は、朝一番の列車で下関まで通学するため、
母は、四時に起きて、この竈で火を焚き朝ご飯を作り、
弁当を作った。
一家を支え続けた竈は、母そのものであり、愛着は深い。
だが、触ればぼろぼろ崩れ落ちる姿を見るのも辛い。
散々考えた末だか、やはり躊躇するものがある。
雨戸だけと思ってみえた、工務店のご夫婦、
「うーん、土壁を崩して見なければ柱の状態がわからないので。」
と腕組状態。
「でも、煤で真っ黒の、この梁を生かして、昔のつくりを
なるべく壊さず、やってみましょう。」
の、力強い言葉を恃みに、元ラガーマンの社長と、油絵で金賞を
とられたアーティストの奥さんにお任せすることにした。
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