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 今朝も新しい発見の山野草達に 会うことが出来ました。
大好きな黄色とこげ茶の花をつけた エビネ。
白い花がかれんな 白雪芥子。
筒状の白く細い花びらの 白糸草。
絶滅種に近いくらい稀な黄色の花びらをもつ 金襴。
釣り糸に似たひもが特徴の 浦島草。
岩チドリが小さいながら生意気に 愛嬌を振りまいています。
新しく仲間入りしてきた おきな草。
アッツ桜、トキ草も芽を出してきました。
名前のわからない花達?も大急ぎで参加しています。

もうまもなく春の宴の開催です。どの花達もお化粧して
着飾っています。惜しみない拍手をお願いいたします。


エビネ(黄)


白糸草


おきな草


エビネ(こげ茶)


岩チドリ
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 先日、知人のUさんより数種類の色の牡丹を戴いた。
大輪の花のものすごい存在感に圧倒されそうな感じ。
直径は二十五センチ位あろうか?一輪だけでもこの事務所
の中が ぱぁーっ!と明るくなる。

 この花は中国が原産で奈良時代に渡来したものらしく、
また一説では弘法大師が 持ち帰ったと言う説もあるそう
です。
三月二十日の誕生花で、花言葉はその花の通り『王者の風格』
とか『風格あるふるまい』というそうです。
島根県の大根島のそれは 余りにも有名で県花にもなっている
といいます。
 私もこの牡丹のように ぱぁーっ!とまわりを明るくできる
ような人間になれたらいいのになぁ と思います。

 『一輪の 牡丹かがやく 病間かな』 子規


 ベジタリアンだとか、ヘルシーでダイエットに効果的だと
言う事で 脚光を浴びて久しい精進料理。
精進料理は 雑念を捨て一心に仏道を極める修行僧のために
作られた料理をいうそうです。
 仏教では殺生が禁じられていることから 肉料理ではなく
野菜や豆類、穀物などを工夫した料理が中心となったメニュ
ーとなっていて、一見シンプルなようですが調理には随分と
手間と時間がかかるそうです。
 例えば貴重な蛋白源の大豆から 味噌、醤油、豆腐、湯葉
油揚などが生み出され 精進料理の重要な食材となっていま
す。
 簡素を装い実は緻密な計算のもとに建てられた茶室に その
面影を見ることができます。

 この近くでは 紫陽花で有名な油谷の『向徳寺』。萩の楞厳
寺が おいしいと聞きます。食べに行かれてはどうですか?


話をしてからは早かった。
三月一日解体工事開始、土壁を壊し、腐った柱を取り替え、
補強して、七十年の埃を落とし、産土の神主さんに
お払いをしていただいた竈、お風呂、煙突を取り、大工さんが入り、
電気屋さん、大勢の左官さんが入り、サッシ屋さんが入り、
板金屋さん、ペンキ屋さん、まあ、なんと大勢の職人さん達のお陰で、
あれよ、あれよ、と思う間に、三月末完成。
昔の面影をしっかり残しつつ、梁の黒さを引き立てるように、
ベージュ色の壁がたくみに塗られ、天井は、杉板がうねる様に張られて
大工さんの技が冴える。
そして、なによりうれしいことは、どの職人さんも、気持ちの良い家が
出来たと言ってくださること。
そして、一人も怪我されることなく、完成したこと。
この改築を始めて、十五、六人の方と新しく良いご縁が出来たこと、
感謝、感謝である。
あの祖父母の小部屋は、夫のアトリエへと、変貌を遂げた。
この小部屋は、弟、妹に手の掛かる母親から、祖父母へゆだねられ
寝起きした、夫の最も思い出深い場所である。
私も書斎に欲しいところだが、ここは気持ちよく、夫に譲ることにした。
古い梁をしっかり支える新しい柱。
さて、私達夫婦が、新しい柱となれるか、遺影の父と母の顔に、
ちょっと不安のいろが、垣間見えた。


さて、限られた予算内で、補強と補修と、リフォームとを、
何処へお願いするかである。
絵画クラブの定例日。
夫は、お仲間のTさんに、
「ちょっと、雨戸を直したいんだけど、たしか、
お宅工務店でしたよね。」と、声を掛けた。
「ええ、やりますよ。」
それから、何日かして、電話がはいり、ご主人、
つまり社長さんと一緒に下見にみえた。
「雨戸をサッシにするんですよね。」
そこで夫、
「それと、こちらの母屋を見てもらえますか。
座敷のほうは、私達が生きている間どうにかもちそうですが、
こちらの水回りの、使わなくなった風呂と、壊れた竈、
広い土間と、祖父母が使っていた傾いだ小部屋、
七十年の煤に覆われた高い天井に、にょっきり突き出た
煙突二本。
出来れば、大変なことになる前に、補強と、補修と簡単な
リフォームをお願いしたいのですが、なんとかなりますかね。」
と、云いながらも、私は、嫁いできた時、薪に燻られ、
なかなか火がつかず、悪戦苦闘した五右衛門風呂を壊すことを、
また、夫は、朝一番の列車で下関まで通学するため、
母は、四時に起きて、この竈で火を焚き朝ご飯を作り、
弁当を作った。
一家を支え続けた竈は、母そのものであり、愛着は深い。
だが、触ればぼろぼろ崩れ落ちる姿を見るのも辛い。
散々考えた末だか、やはり躊躇するものがある。
雨戸だけと思ってみえた、工務店のご夫婦、
「うーん、土壁を崩して見なければ柱の状態がわからないので。」
と腕組状態。
「でも、煤で真っ黒の、この梁を生かして、昔のつくりを
なるべく壊さず、やってみましょう。」
の、力強い言葉を恃みに、元ラガーマンの社長と、油絵で金賞を
とられたアーティストの奥さんにお任せすることにした。


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