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清少納言は枕草子の中で
『冬は風に雪が舞い室内まで吹き込み大変風流である。』
いくら風流さを求めるといってもここまでくるとちょっと
異常。
時が流れ断熱の知恵が考案されるようになりその最たる
ものが合掌造り。
合掌造りは屋根に積もった雪が断熱の役目を果たしています。
そして今日では断熱材が開発され 春のような暖かい部屋で
冬景色を楽しむまでになりました。
それで終わればよかったのですが欲深き人間はさらに
高気密、高断熱を求めるようになりその挙句が
シックハウスやカビ、ダニによるアレルギーを
生み出しました。これまた過保護の弊害に
ほかなりません。
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古来より日本建築は柱を中心に据えていました。
中央に立つ心の御柱は建物の中心であると共に
神が降臨する場所とする原始時代の樹木信仰の
名残とも言われているそうです。
家の心の御柱は大黒柱と呼ばれ大黒様は富を
司る神であることからがその名前の由来だとか。
まさに柱に家神あり。ですね。


日本の家は紙と土と木でできている。
自然との共存を大切にする日本文化。
柱と土壁、フスマや障子。ましてや庭との仕切りは
薄い障子一枚だけ。
外敵から身を守る外国人から見たらなんと
おそまつに見えてたことでしょう。
四季を愛で四季の移ろいと共に生きてきた
日本人。
その中でたとえば建具(しきり)が花明窓、雪見窓、見越窓
といったように多彩な発展を遂げてきました。
これが日本文化です。これが日本の心です。
これらもまた画一的な日本人の手によって
日本から抹殺されようとしています。


土曜日の昨夜 定例の活け花教室。
この時期活ける花を探すのに一苦労。
さくらんぼの木に薄いピンクの蕾がついてたのを
切りそばの山茶花、セキショウとで
活けてみました。それがコレ❢
もちろん先生の手が加わっていますよ❢
野の花は野にあるように がこの流派の
教え。
それに共感して入会したのはいいけど
上達とは程遠い腕前です。
でも上手な活け花はわかるように
なりました。
それだけでも上達?


トイレに活けてある椿の花。
花片が三枚しかありません。
普通は四枚あるはずなのに。
めずらしいとは思われませんか?
椿、花が首から落ちることから
忌嫌われているけど
荘厳たる茶室に一輪活けられている様は
他を寄せ付けない美しさがある。
日本酒の醸造に使われる木灰には椿のそれが
最高だとされているそうです。
厚葉樹が訛ったものが名前の由来なんだそうです。
雨に打たれる椿は最高です。
  椿落ちて 昨日の雨を 落としけり 蕪村



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